RS☆R Best-i車高調

 

TEIN SuperWagon車高調を付けていましたが、どうも18インチホイールとのマッチングがイマイチでした。

乗り心地の良い車高調を探していたところ、RS☆RのBest-i車高調に目が止まりました。

メーカーHPを見ると「ローダウンしても乗り心地が良い」というのが基本コンセプトらしいです。

レカロシートを売却したこともあり金銭的にも余裕があったので、早速注文しました。

 

取り付け前に記念撮影です。

全長調整式、単筒式、36段調整など

すべてが新しい車高調になってます。

ちなみにバネレートは標準、ソフト、ハードと

3種類から選べるようになっており、

私はソフト仕様を購入しました。

 

余談ですが今回購入したE120系用車高調ですが、

品番を見るとE140系と全く同じでした。

   

フロントの装着写真です。

スプリングのサイズはID66 7インチ(178mm)

バネレートは 4kg/mmです。

推奨車高より10m下げた状態で取り付けました。

プリロードは出荷時の設定(0)のままです。

 

このBest-i、ロックシートレスのロアシートを採用しています。

どのような構造になっているか興味津々でしたが。

ロアシート横っ腹にネジが付いており、

六角レンチでそのネジを緩めればシートを回す事が出来ます。

シートの固着防止には良い機能だと思いますが、

車高調レンチの他に六角レンチが必要となり、

調整が少々面倒な気がします。

 

   

リヤの装着写真です。

スプリングのサイズはID66 7インチ(178mm)

バネレートは 4kg/mmです。

フロント同様推奨車高より10mm下げたら

車高が下がりすぎたので推奨値に戻しました。

プリロードは出荷時から10mmにセットしてあったので

とりあえずそのままで取り付けました。

 

RS☆RのHPにソフト仕様はリヤ5kg/mmになっていましたが、

どう見てもフロントスプリングと同じに見えたので

念のためスプリングの重量と線径を測ってみました。

その結果、フロントスプリングとほぼ同じであることが分かりました。

そのデータを基にメーカーに問い合わせたら

どうやらHPの記載ミスで、リヤは4kg/mmだったそうです。

HPの記載もすぐに直り、メーカーの素早い対応に感心しました。

 

 

 

 

注目の車高はこんな感じです。

TEINの時より10mmほど下げましたが、フロントであと5cm、リヤであと3cmほど下げる事が出来ます。

しかし乗り心地を損なわずにここまで下げられるとは、さすが全長調整式車高調ですね。

 

 

 

走行インプレ

さすが乗り心地をうたい文句にしている車高調だけに乗り心地は最高です。

しなやかな乗り味で 気になっていた突き上げも無く、足回りが上手く吸収してるようです。

それでいてフワフワ感も無く、ひょっとしたらノーマルの足回りより乗り心地が良いかも知れません。

ただバネレートが4kg/mmであるが故に、コーナーリング時のロールがやや気になります。

フロントのバネレートを5kg/mmに交換するか、スタビを強化タイプに交換するのも良いかもしれません。

 

減衰力も色々調整してみましたが、36段調整もあるのでかなり乗り味を変化させる事ができるようです。

強くするとかなりゴツゴツ感が出てきますが、ステアリングレスポンスはかなり向上します。

逆に最弱にすると街乗り快適仕様となりますが、18インチによるバタつきが目立ちます。

個人的には最強から24〜28番戻しがバランス良いセッティングのように思いました。

あとストロークにかなり余裕があるようで、フルバンプ時はフェンダーライナにタイヤが接触します。

TEINの時は フェンダーライナに接触する前にバンプタッチしてましたから、その差は歴然です。

とにかくこのBest-i車高調、皆さんに自信を持ってお勧め出来る車高調だと思います。

 

 

乗り心地保障制度について

このBest-i車高調はメーカーによる乗り心地保証制度というものがあります。

万が一、乗り心地が不満であれば取り付け一週間以内であれば返品を受け付けるといもの。

HPには「保証内容についての詳細等に関してはお問い合わせ下さい。」と だけあります。

車高調を購入したら「乗り心地保証登録用紙」が同封されていましたが、次の11項目の記述がありました。

 

1.装着後一週間以内のお申し出であること

2.本保証の登録届けがなされていること

3.購入店様での取り付けがが行われていること

4.タイヤ・ホイールを交換された状態状態での乗り心地を体感いただいた上で、

i☆SHOCKを装着いただき評価いただくこと

5.アライメントを測定し、キャンバー・トーは規定範囲内であること

6.装着タイヤは夏用タイヤに限定すること

7.タイヤ・ホイール交換に伴い、タイヤ外径が極端に小径化されていないこと

8.オーディオ装置の積載等による車体重量の大幅増加が無いこと

9.車速は各道路環境の法定速度内であること

10.車高は推奨車高±5mm程度であること

11.推奨バネレートのスプリング装着であること

これだけの条件が整っていたら、乗り心地が良いのは当たり前では?と思わず突っ込みたくなります。

特に3.の購入店での取り付けってのが個人的には気に入りません。

あと10.11.の条件も、一体何のための車高調なの?と言いたくなります。

車高を調整したり、バネを交換したり、セッティングを楽しむのが車高調ではないでしょうか?

ノーマル形状サスキットなら分かりますが、車高調でこの制度は販売促進のネタにしか思えません。

とても好印象なRS☆Rだけに、この半ば詐欺みたいな保証制度はとても残念です。

 

 

 

取り付け3ヶ月後

Best-i車高調を購入するとアンケートはがきが同封されており、色々思った事を書いて送る事が出来ます。

売ったら売りっぱなしのメーカーと違い、ユーザーの事を考えているRS☆Rはとても偉いと思います。

私の場合、特に異常はありませんでしたが、ただ一つバネのヘタリを指摘しておきました。

というのも新品スプリングの初期ヘタリが発生し、車高が約10mmほど下がってしまいました。

見た目はほとんど分かりませんでしたが、3ヶ月後にアルミ試着の為ジャッキアップしてみたところ、

プリロード0でセットしたスプリングが10mmほど遊ぶ状態になっていました。

以前TEINに付けた新品のSWIFTスプリングは初期ヘタリがほとんど無かっただけに残念です。

 

 

 

取り付け4ヶ月後

E120系カローラの場合、リヤの減衰力調整はトランク内の内張りを剥がさないと出来ません。

内張りを剥がす場合、クリップを外す必要がありますが、これがとても面倒・・・・・

楽に減衰調整するために、にオプション設定されているフレキシブルアジャスターを付けました。

これで調整の度に内張りを剥がす必要も無くなり、とても楽になりました。

しかしTEINのEDFCのように、運転席からワンタッチで減衰調整できるパーツが欲しいです。

何か技術的に難しいところでもあるんでしょうか・・・・

 

 

 

 

戻る

 

 

inserted by FC2 system

アクセス解析&SEM/SEO講座&ブログ for オンラインショップ開業